マンガを読むならiPad Pro 12.9インチがいいと思う理由

こんにちは。このごろ本はだいたい電子書籍で読んでます。特にマンガはかさばるから電子書籍が強いなと思っていて、今回はマンガをデカいタブレットで読むのが最高だっていう話をしたい。

マンガをどんな端末で読むかって考えたとき、スマホだとさすがにつらすぎるっていうのはみんな同じ気持ちだと思うんです。Kindleだったらストレージ容量が大きいマンガモデルっていうのもあるけど、あれも結局ディスプレイサイズは6インチとかだから大きいスマホとたいして変わらなくて、やっぱりマンガ読むのには向いてない。

そういうわけで自分は12.9インチのiPad Proを愛用してて、これがものすごく快適なので紹介したい。

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藤田和日郎双亡亭壊すべし」1巻より)

まずは比較画像を見てください。上の写真は12.9インチのiPad Proと新書判の単行本を並べたところ。12.9インチだと雑誌掲載時よりは小さいけど、新書判よりは少し大きいくらいのサイズになっていて、見開きで読んでてもまったく違和感がないですね。

自分はやっぱりマンガは見開き単位で読んだほうが楽しいと思ってて、例えば浦沢直樹は、見開きで読んでほしいからって理由で自分の作品を電子書籍にしてないし、スマホの小さい画面で読まれるのはイヤなんだって話をしてたけど、もしもっと多くの人がこれくらいの環境で読むようになったら直樹も「MONSTER」を電子書籍化してくれるだろうし、見開きのノドのところも見づらくないからむしろ電子書籍のほうがいいんじゃないかってことになるはず。

なので、別にiPad Proじゃなくてもいいし、AndroidでもWindowsタブレットでもなんでもいいんだけど、とにかく大きな画面の端末がいいと思います。

ちなみに9.7インチのiPadと新書判の単行本を比較するとこんな感じで、

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12.9インチに比べるとだいぶ小さくなるけど、持ち歩くことを考えたらこれくらいがいいっていう人もいるかもしれないですね。ディスプレイサイズに倣ってインチで言うなら、新書判の見開きは約11.3インチ、文庫判は約10.1インチ。だから9.7インチのディスプレイだとほぼ文庫判くらいの感じです。このあたりは視認性と可搬性とのバランスで選んでもらえばよいかと思います。

あとこれはマンガの話じゃないけど、dマガジンとか楽天マガジンとかKindle UnlimitedとかAmazon Prime Readingとか使ってる人も、大きいタブレットを使うと、雑誌を読むとき細かいキャプションまで普通に読めるからいいと思った。